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INTERVIEW

20代・女性/Webデザイナー

言われた通り作る側から、提案する側へ。

受けたプログラム:自分の取扱説明書(3ヶ月伴走)

デスクでノートパソコンと紙のデザイン案を見比べている女性のイラスト
相談前
SNSで同世代と比べては落ち込み、自分のデザインを外に出せずにいた。
その後
社内で初めて自分から別案を提案。副業でロゴ制作も引き受けた。
Interview お話を聞きました

いま、どんなお仕事・活動をされていますか。

IT企業でインハウスデザイナーとして、自社サービスのバナーやLP制作を担当しています。

相談する前は、どんな毎日でしたか。「やりたいことがあるのに動けない」と感じた場面を、ひとつ教えてください。

上から降ってきた指示通りのデザインを、ひたすら作る毎日でした。夜、家に帰ってからSNSを開いて、同世代のフリーデザイナーが大きな案件をやっているのを見ては「私、何やってるんだろう」と落ち込んでいました。

「もっと上流から関わりたい」「副業で直案件を受けたい」と思いながら、自分のポートフォリオを開いては「こんなクオリティじゃ無理だ」と閉じる。それを半年間、繰り返していました。

「自分なんて」「今じゃない」で後回しにしていたことは何でしたか。どのくらいの期間、そのままでしたか。

クライアントと直接やり取りをして、デザインの意図から提案するような「自分のデザイン」を外に出すことです。「ポートフォリオが完成したら」「スキルがついてから」と言い訳をして、半年以上後回しにしていました。

伴走を受けようと思った決め手は何でしたか。当時、何に一番モヤモヤしていましたか。

決め手は、「スキルが足りないんじゃなくて、断られるのが怖くて一歩も動いていないだけだ」と、自分で薄々気づいてしまったからです。スキル講座をいくら買い足しても意味がないと悟って、自分の行動を止めている根本に立ち向かうために申し込むと決めました。

当時いちばんモヤモヤしていたのは、言われた通り作るだけの「作業員」になっている自分への焦りと、SNSの同業者と比べて勝手に凹んでいる惨めさでした。

申し込む直前、最後まで引っかかっていたことは何でしたか。

「デザインのスキルが上がるわけじゃないのに、この金額を払う意味あるのかな」です。私の給料の1ヶ月分(手取り)に近かったので。「これで何も変わらなかったら本当にバカみたいだな」と思っていました。

でも、スキル講座をいくら買っても動けなかった過去があったので、「問題はスキルじゃない」と思って、最後にエイッと振り込みました。

進めるなかで「あ、そういうことか」と腑に落ちた瞬間はありましたか。それは、どんな問いや言葉でしたか。

「Hさんが作りたいのは、綺麗なバナーですか? それとも誰かの課題を解決する手段ですか?」と聞かれたときです。見栄えを褒められたいという自分の承認欲求で動いていたから、人の目が怖くて提案できなかったんだと腑に落ちました。

整理してみて、ご自身の”本心”や”譲れない軸”は、どんな言葉になりましたか。それまでとどう違いますか。

ただの作業員ではなく、意図を一緒に形にするパートナーになる」でした。それまでは「すごいと思われるデザインを作らなきゃ」という他人の目ばかり気にしていましたが、自分が誰のどんな想いを形にしたいのかに軸が移りました。

実際に踏み出した最初の一歩は、具体的に何でしたか。

社内の企画会議で、営業から降りてきた修正指示に対して「こういう意図なら、こういうデザイン案もありますがどうですか」と、初めて自分から別案を提案したことです。あわせて、副業で知人の小さな事業のロゴ制作を1件引き受けました。

いま、以前と一番変わったと感じるのはどんな場面ですか。日常のワンシーンで教えてください。

SNSでデザイナーの投稿を見たときの反応です。以前は「すごいな、それに比べて私は……」と落ち込んでスマホを伏せていましたが、今は「この提案の切り口おもしろいな、参考にしよう」とフラットに見られるようになりました。

逆に、うまくいかなかったこと・いまも変わっていないことはありますか。

社内で提案するとき、いまだに発言する直前は心臓がバクバク鳴って、手に汗をかきます。「平気で提案できる人」にはなれていません。あと、副業の提案文を送るときに「高すぎるって思われないかな」と、送信ボタンを押す前に迷うこともまだあります。

このことを、最初に誰に話しましたか。何と言われましたか。

デザイナーの友達に話しました。「デザインスクールに行った方が良くない?」と言われて、あ、やっぱり伝わらないなと思って、それ以上話すのをやめました。ノウハウじゃなくて「動けないマインド」の整理にお金を使う感覚は、同じ悩みを持っていない人には分からないんだなと学びました。

コーチは、どんな関わりに近かったですか。

「自分の背中を、自分が納得するまでずっと見守ってくれる伴走者」です。やり方を教える人ではなく、「なぜ今そう思ったの?」と、私の中にある引っかかりを一緒に解きほぐしてくれる存在でした。

昔のご自身と同じように、やりたいことを後回しにしている方へ、一言いただけますか。

「スキルがついてから」と言っているうちは、たぶん一生動き出せません。

※ 個人が特定されないよう内容の一部を調整しています。記載の変化はご本人によるもので、同様の結果を保証するものではありません。

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